【番外編】サーバーは「建ててから」が本番!運用のコツとトラブル解決法
こんにちは、リナックス先生です。
全3回の連載、本当にお疲れ様でした。サーバーは無事に動いていますか?
先生! サーバーは動いてるんですけど、パソコンにある画像とかHTMLファイルを、どうやってサーバーに送ればいいか分からなくて…。
まさか全部黒い画面(コマンド)で書くんですか!?
まさか(笑)。
今回は、ファイルを簡単にアップロードする方法や、トラブルが起きた時の対処法など、知っておくと幸せになれる「運用テクニック」をまとめたわ。
これを読めば、より快適にサーバーと付き合えるようになるはずよ。
1. マウス操作でファイルを転送する(SFTP接続)
手元のパソコンからサーバーへファイルを送るには、「FileZilla(ファイルジラ)」などのFTPソフトを使います。
「SFTP(SSH File Transfer Protocol)」という仕組みを使うので、特別な設定は不要です。
FileZillaの設定手順
- ホスト: あなたのVPSのIPアドレス(例:
123.45.67.89) - ユーザー: 第1回で作ったユーザー名(例:
demo)
※rootでの接続は危険なので避けましょう。 - パスワード: ユーザーのパスワード
- ポート:
22(SSHと同じポートです)
これで「クイック接続」をクリックすれば、左側に自分のPC、右側にサーバーの中身が表示されます。
ファイルをドラッグ&ドロップするだけでアップロードできます。
第2回で /var/www/html の所有者を自分に変更したのは、この作業をスムーズにするためだったのよ。
もし「権限がありません」と言われたら、第2回の権限設定コマンドをもう一度確認してみてね。
2. 「画面が真っ白!」そんな時のログ確認術
PHPのコードを間違えると、ブラウザの画面が真っ白になったり、「500 Internal Server Error」が出たりします。
そんな時は慌てず騒がず、「エラーログ」を確認するのがプロの流儀です。
エラーログをリアルタイムで見る魔法のコマンド
ターミナル(SSH)で以下のコマンドを実行してください。
sudo tail -f /var/log/apache2/error.log
この状態で、エラーが出ているWebページをブラウザで再読み込み(リロード)します。
すると、黒い画面に「何時何分、どのファイルの何行目でエラーが起きたか」がリアルタイムで流れてきます。
syntax error: 書き間違い(セミコロン忘れなど)Permission denied: ファイルの権限不足File does not exist: ファイルが見つからない
確認が終わったら Ctrl + C でログ表示を終了します。
3. 寝ている間に勝手に更新!自動セキュリティアップデート
サーバーの管理で一番面倒なのが、日々のアップデートです。
Ubuntuには、重要なセキュリティ更新だけを自動でやってくれる機能があります。
sudo apt install unattended-upgrades -y
多くのVPSテンプレートでは最初から有効になっていますが、念のため以下のコマンドで確認・設定できます。
sudo dpkg-reconfigure --priority=low unattended-upgrades
紫色の画面が出たら、「Yes」を選択してEnterを押してください。
これで、寝ている間にサーバーが勝手に賢くなってくれます。
4. コピペで使える!便利コマンド集
最後に、よく使うコマンドをまとめておきます。「あれ?どうやるんだっけ?」と思った時に使ってください。
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| サーバーの再起動 | sudo reboot |
| Apacheの再起動 | sudo systemctl restart apache2 |
| ディスク容量の確認 | df -h |
| メモリ使用量の確認 | free -h |
| 現在いる場所(パス)の表示 | pwd |
| ファイル一覧の表示 | ls -la |
まとめ:エラーを愛せるようになろう
ログの見方を知ったら、エラー画面が怖くなくなりました!
むしろ「どこが悪いのか教えてくれてありがとう」って気分です。
素晴らしい成長ね!
エラーログはサーバーからの手紙みたいなものよ。しっかり読んであげれば、必ず解決策は見つかるわ。
これからも自分だけのサーバーライフを楽しんでね!
▼何かあった時にすぐ作り直せるVPSを持っておこう
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