エラー画面が出ても、泣かないで
こんにちは!「リナックス先生」です。
全3回の超・上級編、いかがでしたか? 構造が複雑なぶん、ちょっとした設定ミスで動かなくなることも多いはずです。
先生、実は「接続できません」ってエラーが出て心が折れそうです…。
あと、この構成でスイッチの友達を入れるにはどうすればいいんですか?
大丈夫、エラーメッセージは「ここを直して!」というサーバーからの手紙よ。
今回は、よくあるエラーの翻訳と、Velocity構成ならではの疑問に答える「補足・救済ページ」を作ったわ。ここを読んで解決しましょう!
これまでの講座一覧(目次)
設定を見直したい場合は、各回の記事に戻って確認してください。
▼【第1回】Velocity導入と連結の基本
フォルダ構成、velocity.tomlの設定、PaperMCとの連携設定。

▼【第2回】ポータルとロビー装飾
AdvancedPortalsでの移動ゲート作成、NPC配置、TABリスト設定。

▼【第3回】セキュリティ対策
UUIDスプーフィング対策、ファイアウォール設定、ローカルホスト接続制限。

トラブルシューティング(エラー解決)
Case 1. “If you wish to use IP forwarding…” と出て入れない
原因:
VelocityとPaperMCの連携設定(転送設定)が噛み合っていません。
解決策:
以下の3点を再確認してください。
- Velocity側:
velocity.tomlのplayer-info-forwarding-modeが"modern"になっているか。 - PaperMC側:
config/paper-global.ymlのproxies.velocity.enabledがtrueになっているか。 - シークレットキー: Velocityの
forwarding.secretの中身と、PaperMCのsecret:の中身が完全に一致しているか(スペースが入っていないか注意)。
Case 2. “Connection refused” または “Address already in use”
原因:
ポート番号の設定ミスか、サーバーが二重起動しています。
解決策:
まず、現在動いているサーバーを特定します。
lsof -i:25565 lsof -i:25566 lsof -i:25577
もし「Lobbyを起動したいのに、ポート25565がすでにJavaに使われている」場合は、前のプロセスが残っています。kill -9 [PID] で強制終了してから再起動してください。
Case 3. サーバーが頻繁に落ちる(Killed)
原因:
メモリ不足です。Velocity構成は最低でも3つのJavaプロセスが同時に動くため、メモリを大量に消費します。
解決策:
VPSの総メモリ量を超えないように配分を見直してください。
例:メモリ4GBプランの場合(ギリギリです)
| サーバー | 割り当てメモリ (-Xmx) |
|---|---|
| Velocity | 512MB |
| Lobby | 1GB |
| Survival | 2GB |
| OS動作分 | 約0.5GB(残り) |
※これでも落ちる場合は、VPSを8GBプランに上げるのが唯一の解決策です。
よくある質問 (FAQ)
Q. 統合版(スマホ・Switch)も入れたいのですが?
A. Velocityに「Geyser」を入れてください。
単体サーバーの時とは違い、Geyserは「プロキシサーバー(入り口)」に導入します。
LobbyやSurvivalに入れる必要はありません。
- Geyser公式サイトから「Velocity版」のGeyserをダウンロード。
network/velocity/pluginsフォルダに入れる。- Velocityを再起動。
これだけで、スマホ勢も自動的にLobbyに案内され、そこからポータルで各サーバーへ移動できるようになります。魔法のようです!
Q. クリエイティブや資源サーバーを増やしたい
A. 「Survival」の作り方を繰り返すだけです。
- 新しいフォルダ(例:
creative)を作り、PaperMCを入れる。 - ポート番号を変える(例:
25567)。 paper-global.ymlでVelocity連携をONにする。velocity.tomlの[servers]欄にcreative = "127.0.0.1:25567"を書き足す。
これで、/server creative コマンドやポータルで行き来できるようになります。
Q. プラグインはどこに入れればいい?
A. 役割によって入れる場所が違います。
- 全サーバー共通の機能(SkinRestorer、Geyser、LuckPermsなど):
→ 基本的に Velocityのpluginsフォルダ に対応バージョンを入れます。 - ゲーム内の機能(WorldEdit、ChestShop、GriefPreventionなど):
→ 各PaperMC(Lobby, Survival)のpluginsフォルダ に入れます。
※LuckPermsなどはVelocity版とBukkit版を連携させる高度な設定もありますが、初心者は「個別に導入」でも動作します。
最後に:諦めない心が最強のスキル
マルチサーバー構築は、プロのエンジニアでも頭を悩ませる難しい作業です。
でも、ここを乗り越えれば「どんなサーバーでも作れる」という自信が手に入ります。
もしどうしても動かない時は、一度深呼吸して、設定ファイルの「:(コロン)」の後のスペースや、「”(ダブルクォーテーション)」が抜けていないか、ゆっくり確認してみてください。
あなたの巨大ネットワークが完成することを応援しています!
▼安定稼働にはメモリが命
「Killed」で落ちるストレスから開放されたいなら、迷わずメモリ8GB以上のプランを選びましょう。大規模サーバーへの投資は、快適なプレイ環境への第一歩です。



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