【超・上級編付録】Velocityサーバーが繋がらない!困った時のトラブルシューティング&FAQ総まとめ

Linux

エラー画面が出ても、泣かないで

こんにちは!「リナックス先生」です。
全3回の超・上級編、いかがでしたか? 構造が複雑なぶん、ちょっとした設定ミスで動かなくなることも多いはずです。

コウ君

先生、実は「接続できません」ってエラーが出て心が折れそうです…。
あと、この構成でスイッチの友達を入れるにはどうすればいいんですか?

リナックス先生

大丈夫、エラーメッセージは「ここを直して!」というサーバーからの手紙よ。
今回は、よくあるエラーの翻訳と、Velocity構成ならではの疑問に答える「補足・救済ページ」を作ったわ。ここを読んで解決しましょう!

これまでの講座一覧(目次)

設定を見直したい場合は、各回の記事に戻って確認してください。

▼【第1回】Velocity導入と連結の基本
フォルダ構成、velocity.tomlの設定、PaperMCとの連携設定。

【超・上級編第1回】マイクラサーバーを「連結」せよ!Velocityで作る大規模マルチサーバー網構築術
「ロビー」から「サバイバル」や「クリエイティブ」へ移動できる、Hypixelのような大規模サーバーを作りたい方へ。最新の軽量プロキシ「Velocity」を使い、1台のVPS内で複数のマイクラを同時に動かして連結させる、プロのサーバーアーキテクチャ構築術を解説します。

▼【第2回】ポータルとロビー装飾
AdvancedPortalsでの移動ゲート作成、NPC配置、TABリスト設定。

【超・上級編第2回】ロビーを「ハブ」に進化させよ!ポータル作成とTABリストの装飾【Hypixel化計画】
「/server」コマンドはもう卒業。Lobbyサーバーに「AdvancedPortals」を導入し、水やゲートに入るだけでサバイバルサーバーへ移動できる仕組みを作ります。さらに「Citizens」によるNPC配置や、「TAB」プラグインによるプレイヤーリストの豪華カスタマイズまで、大手サーバーのUI/UXを完全再現するテクニックを解説。

▼【第3回】セキュリティ対策
UUIDスプーフィング対策、ファイアウォール設定、ローカルホスト接続制限。

【超・上級編最終回】不正侵入を許すな!Velocityサーバーを鉄壁にする「ファイアウォール」設計とUUIDスプーフィング対策
Velocityサーバー構築の最重要パート。「オフラインモード」の脆弱性を突いた乗っ取り(UUIDスプーフィング)を防ぐため、Linuxのファイアウォールとserver.propertiesを駆使して「裏口」を完全に塞ぐ手順を解説。第1回・第2回のリンクも完備した、マルチサーバー構築の完結編です。

トラブルシューティング(エラー解決)

Case 1. “If you wish to use IP forwarding…” と出て入れない

原因:
VelocityとPaperMCの連携設定(転送設定)が噛み合っていません。

解決策:
以下の3点を再確認してください。

  1. Velocity側: velocity.tomlplayer-info-forwarding-mode"modern" になっているか。
  2. PaperMC側: config/paper-global.ymlproxies.velocity.enabledtrue になっているか。
  3. シークレットキー: Velocityの forwarding.secret の中身と、PaperMCの secret: の中身が完全に一致しているか(スペースが入っていないか注意)。

Case 2. “Connection refused” または “Address already in use”

原因:
ポート番号の設定ミスか、サーバーが二重起動しています。

解決策:
まず、現在動いているサーバーを特定します。

lsof -i:25565
lsof -i:25566
lsof -i:25577

もし「Lobbyを起動したいのに、ポート25565がすでにJavaに使われている」場合は、前のプロセスが残っています。kill -9 [PID] で強制終了してから再起動してください。

Case 3. サーバーが頻繁に落ちる(Killed)

原因:
メモリ不足です。Velocity構成は最低でも3つのJavaプロセスが同時に動くため、メモリを大量に消費します。

解決策:
VPSの総メモリ量を超えないように配分を見直してください。
例:メモリ4GBプランの場合(ギリギリです)

サーバー 割り当てメモリ (-Xmx)
Velocity 512MB
Lobby 1GB
Survival 2GB
OS動作分 約0.5GB(残り)

※これでも落ちる場合は、VPSを8GBプランに上げるのが唯一の解決策です。

よくある質問 (FAQ)

Q. 統合版(スマホ・Switch)も入れたいのですが?

A. Velocityに「Geyser」を入れてください。

単体サーバーの時とは違い、Geyserは「プロキシサーバー(入り口)」に導入します。
LobbyやSurvivalに入れる必要はありません。

  1. Geyser公式サイトから「Velocity版」のGeyserをダウンロード。
  2. network/velocity/plugins フォルダに入れる。
  3. Velocityを再起動。

これだけで、スマホ勢も自動的にLobbyに案内され、そこからポータルで各サーバーへ移動できるようになります。魔法のようです!

Q. クリエイティブや資源サーバーを増やしたい

A. 「Survival」の作り方を繰り返すだけです。

  1. 新しいフォルダ(例:creative)を作り、PaperMCを入れる。
  2. ポート番号を変える(例:25567)。
  3. paper-global.yml でVelocity連携をONにする。
  4. velocity.toml[servers] 欄に creative = "127.0.0.1:25567" を書き足す。

これで、/server creative コマンドやポータルで行き来できるようになります。

Q. プラグインはどこに入れればいい?

A. 役割によって入れる場所が違います。

  • 全サーバー共通の機能(SkinRestorer、Geyser、LuckPermsなど):
    → 基本的に Velocityのpluginsフォルダ に対応バージョンを入れます。
  • ゲーム内の機能(WorldEdit、ChestShop、GriefPreventionなど):
    各PaperMC(Lobby, Survival)のpluginsフォルダ に入れます。

※LuckPermsなどはVelocity版とBukkit版を連携させる高度な設定もありますが、初心者は「個別に導入」でも動作します。


最後に:諦めない心が最強のスキル

マルチサーバー構築は、プロのエンジニアでも頭を悩ませる難しい作業です。
でも、ここを乗り越えれば「どんなサーバーでも作れる」という自信が手に入ります。

もしどうしても動かない時は、一度深呼吸して、設定ファイルの「:(コロン)」の後のスペースや、「”(ダブルクォーテーション)」が抜けていないか、ゆっくり確認してみてください。
あなたの巨大ネットワークが完成することを応援しています!

▼安定稼働にはメモリが命

「Killed」で落ちるストレスから開放されたいなら、迷わずメモリ8GB以上のプランを選びましょう。大規模サーバーへの投資は、快適なプレイ環境への第一歩です。

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