毎月の「サブスク貧乏」から脱出しよう
こんにちは!「リナックス先生」です。
前回は、ゲームサーバーやVPNといった少しマニアックな使い方を紹介しましたね。
先生、VPSってすごいですね!
でも最近、パスワード管理アプリとか、タスク自動化ツールとか、動画のサブスクとか…便利なWebサービスが増えすぎて、毎月の支払いがバカになりません。
これ、VPSでなんとかなりませんか?
その悩み、VPSで解決できるわよ。
実は世の中の有料サービスの多くは、オープンソース版(無料版)が存在するの。
VPSの中にそれらをインストールすれば、月額数百円のVPS代だけで、何個でも高機能なアプリを使い放題にできるわ。「デジタル自給自足」の始まりね!
0. これらを可能にする魔法「Docker」
これから紹介するツールは、すべて「Docker(ドッカー)」という技術を使えば、コマンド一発で導入できます。
VPSならDockerが自由に使えるため、まるでスマホにアプリを入れるような感覚で、サーバー内に複数のサービスを同居させることができます。
▼「レンタルサーバー」ではDockerは使えません!違いはこちら

活用術1:パスワード管理「Vaultwarden (Bitwarden)」
「1Password」や「LastPass」などの有料プランを使っていませんか?
Vaultwardenは、有名なパスワード管理ツール「Bitwarden」と完全互換のある軽量サーバーです。
VPSで運用するメリット
- 完全無料: ユーザー数無制限、デバイス数無制限です。家族やチーム全員のパスワードを管理しても追加料金はゼロ。
- データは自分の手元に: パスワード情報という超重要データを、他社のクラウドに預けずに自分で管理できます。
- 公式アプリが使える: スマホやPCには、Bitwardenの公式アプリを入れて、接続先を自分のVPSにするだけでOK。使い勝手は変わりません。
活用術2:自分専用Netflix「Jellyfin」
スマホで撮った動画や、PCに溜まっている映画ファイル、音楽ファイル…。
これらを外出先からストリーミング再生したいなら、Jellyfinが最強です。
できること
- NetflixのようなUI: ブラウザや専用アプリでアクセスすると、自分の持っている動画がおしゃれなポスター画像付きで並びます。
- トランスコード配信: 通信環境に合わせて画質を自動調整してくれるので、外出先の4G回線でもスムーズに再生できます。
- 家族で共有: 家族ごとのアカウントを作れば、お互いの視聴履歴を分けられます。
※大容量のSSDプランや、オブジェクトストレージを追加できるVPSを選ぶのがコツです。
活用術3:Webサイト監視「Uptime Kuma」
ブロガーやアフィリエイターにとって、「サイトが落ちている時間」は機会損失です。
「UptimeRobot」などの監視ツールもありますが、無料版はチェック間隔が長かったりします。
Uptime Kumaを使えば、プロ級の監視盤(ダッシュボード)が手に入ります。
VPSならではの強み
- 秒単位の監視: 「20秒ごとにチェック」といった細かい設定が可能。
- 証明書切れ通知: SSL証明書の期限が切れる前に通知してくれます。
- 通知先が豊富: サイトが落ちたら、LINE、Discord、Slack、メールなど、好きな場所に即座に通知を送れます。
活用術4:NoCode業務自動化「n8n」
「Zapier」や「IFTTT」などの自動化ツールをご存知ですか?
「メールが来たらSlackに通知」「スプレッドシートが更新されたらツイート」といった連携ができる便利なツールですが、使いすぎると月額料金が高くなります。
n8n (nodemation) は、それを自前で動かせるツールです。
何ができるの?
ブラウザ上で「線」を繋ぐだけで、複雑なプログラムが作れます。
- SNS自動投稿: 記事を公開したら、Twitter, Facebook, Instagramに自動で投稿。
- 情報収集: 毎朝決まった時間にニュースサイトを巡回し、特定のキーワードを含む記事だけをLINEに送る。
- 業務効率化: お問い合わせフォームの内容を自動でNotionや顧客台帳に登録する。
VPSなら「実行回数制限」を気にせず、24時間365日、ロボットを働かせ放題です。
活用術5:超高速ファイル転送「ProjectSend」
仕事で大容量ファイル(数GB)を送る時、「ギガファイル便」などの無料サービスを使っていませんか?
広告が出たり、保存期間があったり、セキュリティが心配だったりしますよね。
ProjectSendを使えば、自社専用のファイル転送システムが作れます。
メリット
- 容量無制限: VPSのディスク容量が許す限り、何GBでも送れます。
- 高セキュリティ: ファイルにパスワードをかけたり、特定のクライアント専用のダウンロードページを作れます。
- ブランディング: 顧客に送るURLが「あなたの独自ドメイン」になるため、信頼感がアップします。
まとめ:VPS 1台で、生活が変わる
いかがでしたか?
これら全てのツールは、Dockerを使えばたった1台のVPSの中に同居させることができます。
例えば、月額1,000円程度のVPSを契約して:
- パスワード管理(月額300円相当)
- 自動化ツール(月額2,000円相当)
- サイト監視(月額1,000円相当)
- ファイル転送(月額1,500円相当)
これらを全部自前で動かせば、毎月数千円以上の節約になります。
しかも、データは全て自分の手元にあるので安心です。
これ全部1台に入れていいんですか!?
すごい節約になるし、何より「自分だけのシステム」って感じでワクワクします!
さっそくDockerの勉強から始めてみます!
ええ、それがVPSの真骨頂よ。
「消費する側」から「提供する側」に回る楽しさを知れば、もう普通のレンタルサーバーには戻れないわ。
スペック選びに迷ったら、Dockerが快適に動くメモリ容量のプランを選んでね。
▼Docker運用に最適なVPS
複数のコンテナ(アプリ)を同時に動かすには、メモリ容量が重要です。最低でも2GB、快適に使うなら4GB以上のプランがある、こちらのVPSがおすすめです。


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