【WordPress自動化】記事公開と同時に「X」と「はてなブログ」へ自動投稿する方法(Gmail × FluentSMTP編)

Linux

「記事を書く」以外の時間をゼロにする

こんにちは!「リナックス先生」です。
一生懸命ブログ記事を書いた後、X(旧Twitter)で「更新しました!」とツイートし、さらにはてなブログにもログインしてシェアする…。
この「宣伝作業」、毎回やるのは正直面倒くさくありませんか?

コウ君

先生、まさにそれです!
記事を書き終わった達成感で、SNSでのシェアを忘れちゃうことがよくあるんです。
WordPressの「公開」ボタンを押したら、勝手に全部やってくれませんか?

リナックス先生

できるわよ。
今回は、最強の無料プラグイン「FluentSMTP」と「Gmail」を使って、信頼性の高い自動投稿システムを作るわ。
一度設定すれば、あとは寝ていても拡散されるシステムの完成よ!

1. 今回構築する「自動化システム」の全体像

今回は2つのルートを使って、全自動拡散を実現します。

  • 対 X (Twitter):
    「dlvr.it」という外部サービスを使います。RSS(更新情報)を読み取って投稿するため、一番安定しています。
  • 対 はてなブログ:
    「メール投稿機能」を使います。WordPressからGmail経由でメールを送り、記事として投稿させます。

2. 【対 X】dlvr.it で自動ツイートを設定する

まずは簡単な方から片付けましょう。
Xへの投稿は、WordPress内部で頑張るよりも、外部サービスに任せるのが今の主流です。

手順1: dlvr.it に登録

dlvr.it 公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します(無料プランでOKです)。

手順2: ブログのRSSを登録

  1. ログイン後、「Add a Feed」をクリック。
  2. あなたのブログのフィードURLを入力します。
    ※WordPressの場合、トップページURLの後ろに /feed をつけるだけです。
    (例: https://your-blog.com/feed

手順3: Xアカウントと連携

  1. 「Connect Socials」でX(Twitter)アイコンを選択。
  2. 連携認証を行い、「Start Posting」をクリックすれば完了!

これで、ブログを更新すると数分〜数十分後に自動でツイートされるようになります。

3. 【対 はてな】メール投稿の準備をする

次に、ちょっと手ごわい「はてなブログ」への連携です。
まずは「メールを送ったら記事になるアドレス」を取得します。

はてなブログ側での作業

  1. はてなブログの管理画面を開く。
  2. [設定] > [詳細設定] をクリック。
  3. ページ中段にある「メール投稿」という項目を探す。
  4. [投稿用メールアドレス](例: user.12345@blog.hatena.ne.jp)をコピーしてメモ帳に控える。

4. 【重要】WordPressとGmailを繋ぐ

ここが今回の要(かなめ)です。
WordPress標準のメール機能は届かないことが多いため、「FluentSMTP」 というプラグインを使って、Gmailのサーバー経由で確実に送る設定をします。

Step 1: Googleアプリパスワードの発行

普段のGmailパスワードをそのまま使うのはセキュリティ上NGです。WordPress専用の「アプリパスワード」を発行します。

  1. Googleアカウント管理画面にアクセス。
  2. [セキュリティ] > [2段階認証プロセス] を有効にする(必須)。
  3. 同じ画面の下にある [アプリ パスワード] をクリック。
    (見つからない場合は検索窓で「アプリ パスワード」と検索)
  4. アプリ名に適当に「WordPress」と入力して作成。
  5. 表示された16桁のパスワードをコピーして控える。

Step 2: FluentSMTPプラグインの設定

WordPress管理画面に戻り、プラグイン「FluentSMTP」をインストール・有効化します。

  1. [設定] > [FluentSMTP] を開く。
  2. [Settings] タブで [Add New Connection] をクリック。
  3. サービスの選択で、一番右の [Other SMTP] を選ぶ。
    ※「Gmail」アイコンを選ぶと設定が難しくなるので、あえて「Other SMTP」を選びます。
  4. 以下の通りに入力して保存します。
Sender Email あなたのGmailアドレス
SMTP Host smtp.gmail.com
SMTP Port 587
Encryption TLS
Use Auto TLS ON (緑)
Authentication ON (緑)
SMTP Username あなたのGmailアドレス
SMTP Password 先ほどコピーした16桁のアプリパスワード
(※スペースを詰めて入力!)

Step 3: テスト送信

設定保存後、[Email Test] タブから自分宛てにメールを送ってみましょう。
「Success」と表示されれば、メール機能の構築は完了です!

5. 自動投稿プログラムを書き込む

最後に、「記事を公開した瞬間に、はてなブログへメールを送る」プログラムを設置します。
Cocoonの機能を使います。

コードの設置場所

  1. WordPress管理画面 > [外観] > [テーマファイルエディター] を開く。
  2. 右側のファイル一覧から [テーマのための関数 (functions.php)] を選択。
  3. 以下のコードを、ファイルの一番下に貼り付ける。
// ==============================================
//  WordPress記事公開時に「はてなブログ」へメール投稿 (Gmail版)
// ==============================================
add_action('transition_post_status', 'post_to_hatenablog_by_mail', 10, 3);

function post_to_hatenablog_by_mail($new_status, $old_status, $post) {
    // 1. 「新規公開」の時だけ実行(更新時は送らない)
    if ($new_status == 'publish' && $old_status != 'publish') {
        
        // ▼▼▼ 設定エリア:ここを書き換えてください ▼▼▼
        // 先ほどメモした、はてなブログの「投稿用メールアドレス」
        $to_email = 'user.xxxxx@blog.hatena.ne.jp'; 
        // ▲▲▲ 設定エリアここまで ▲▲▲

        // 記事データの取得
        $title = $post->post_title;
        $permalink = get_permalink($post->ID);
        
        // 本文の作成(SEOを考慮し、全文転載ではなく「紹介リンク」形式にする)
        $content  = "

ブログを更新しました!

"; $content .= "

{$title}

"; if (!empty($post->post_excerpt)) { $content .= "
{$post->post_excerpt}
"; } $content .= "

▼記事の続きはこちら
"; $content .= "{$permalink}

"; // HTMLメールとして送信 $headers = array('Content-Type: text/html; charset=UTF-8'); // メール送信実行 (FluentSMTP経由でGmailから送られます) wp_mail($to_email, $title, $content, $headers); } }

※コード内の $to_email の部分は、必ずご自身の「はてな投稿用アドレス」に書き換えてください。

6. いざ、実践テスト!

すべての設定が終わりました。
実際にWordPressで新規記事を作成し、「公開」ボタンを押してみましょう。

  1. WordPressで記事を書いて公開する。
  2. 数分待つ。
  3. はてなブログを確認する → 記事が投稿されていれば成功!
  4. X (Twitter) を確認する → dlvr.it経由でツイートされていれば成功!

まとめ:自動化で「継続力」を手に入れよう

ブログ運営で一番難しいのは「続けること」です。
面倒な拡散作業を自動化することで、記事を書くことだけに集中できる環境が整いました。

コウ君

先生、やりました!
設定はちょっと大変だったけど、テスト送信が一発で成功した時は感動しました。
これで毎回ログインしなくて済みます!

リナックス先生

よく頑張ったわね。
特にメール周りの設定はエンジニアでもハマりやすいポイントよ。
これを乗り越えたコウ君なら、もっと複雑な自動化もきっとできるはず。次の記事も楽しみにしているわ!

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